忍者ブログ
小説の2回目、公開です。今回はモンスターハンターポータブル2ndからいきたいと思います。それではみなさん、ご覧あれ
管理画面  新しい記事を書く  コメント一覧  トラックバック一覧
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

序章 第1話
「アル~、待ってよ~」
イーリスがうなるように言った。
「そんなにチンタラ歩いてたら日が暮れちまうぞ」
「そんなこと言っても・・はぁはぁ・・・キツいものはキツいもん」
「それだけムダ口叩く余裕があるなら平気だろ。さっさといくぞ」
「え~、今、やっと崖、のぼり終わったところだよ~。少し休もうよ~」
ここはカレリウラ山脈に属する雪山。カレリウラ山脈はその高低差と気温からなる景色が有名な山だが、登ると見るとでは大違いで、さすがのイーリスも音をあげている。
「しかたないな。少しだけだぞ」
「はぁはぁ・・・・ありがと」
この2人、アルことアルフレッドとイーリスはハンターである。ハンターとは危険生物の討伐や物品の回収などの依頼をこなして生計をたてる者の総称として呼ばれる。
今回は、村専属のハンターを捜しているという広告を見て、ギルドに連絡をとったところ、経歴はかまわないという言葉にイーリスが飛びついた形で村にむかっている最中なのである。
「ほら、ホットドリンクでも飲めよ」
「あ、ありがと。はぁ~、あったか~い」
「あれほど準備をしてこいっていったのに、肝心のホットドリンクを忘れるとは・・・」
「忘れたわけじゃないよ!ただ、持ってきた個数が少なかっただけだもん」
「どっちだって一緒だろ」
「だって、登山道がふさがってるなんてきいてなかったもん」
実は、本来通るべき登山道が雪崩によってふさがっていたのである。故に、山頂から遠回りをしていかなければならなくなってしまったのである。
「まぁ、そりゃそうだけどさ。不測の事態ってのも考えろよな」
「そんなこと言ったって」
「だ~もうやめやめ。喋れるくらいに元気になったんならいくぞ」
「あ、待ってよ~」
ポタッ ポタッ
「「ん、冷た~~い」
「雨?めずらしいな。こんな高い山に雨が降るなんて。降ってこないうちにさっさと下るぞ」
「うん」
ザーー
幾時(いくどき)も待たずに雨は降り出した。
「やばい。走るぞイーリス」
「え、ムリだよ、そんなの。ヘトヘトだよ~」
「こんな時にそんなこと言ってる場合か!」
「あ、アル。あそこ。あそこの洞窟で雨宿りしようよ」
そこには雨宿りにはおあつらえ向きな横向きの洞窟があった。
「しかたない。行くぞ、イーリス」
「あ~ん。それでもやっぱり走るのね~」
ピシャーーン ゴロゴロ
「ひえ」
「雷だな。まったく。異常気象か?こりゃ」
「あ、アル、見てこれ。ガイドブックに『カレリウラ山脈では突発的な擬似台風雷雨現象が起きるって書いてある」
「それを早く言え!」
「あぅぅ」
ピシャーン ゴロゴロ
「もう、私って雷苦手なんだけどなぁ。ねえ、アル。次に雷が落ちたら抱きついていい?」
「おことわりだ」
「もう、ノリが悪いなぁ」
ピシャーーン ゴロゴロ
「はぁ、しばらくはここから出られそうにないなぁ。これこそ不測の事態ってやつ?」
「だな。止んだらさっさとこの山を下ろう。ちゃんと休んでおけよ」
「うん、わかった」
ピシャーーン ゴロゴロ
2人は雨の降る外を眺めながら思い思いに体を休めた。
雷鳴に雄たけびがまじっていることも、自分達がどうなるかも知ることなく・・・・




はい、どうも琴夫です。
今回、妙なところに原作をいれつつも、かなり原作を無視してつくりました。
ハッキリいって自信ないです。
まぁ、感想なんか書いてみてくださいよ。
P,S,ピシャーン ゴロゴロ を使いすぎたことに後悔。
PR
★COMMENT★
NAME:
TITLE:
COLOR
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
フリーエリア
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
最新記事
カテゴリー
忍者ポイント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Copyright©小説第2回作 MHより All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by ★素材通り★
Template by わらみ~
忍者ブログ [PR]