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小説の2回目、公開です。今回はモンスターハンターポータブル2ndからいきたいと思います。それではみなさん、ご覧あれ
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第2話
「お~、止んだねぇ~」
イーリスがひょこっと洞窟から顔を出した。
「イーリス、出発するぞ」
「あ、うん」
あれから、2時間後。日も沈みかけてて、寒さもだんだんときびしくなってきている。
「うぅ、寒い。」
「だからさっさと下るんだろ?早くしろよ」
「そんな言い方しなくてもいいのに・・・」
「無駄口叩かない。さっさと歩く!」
「はいはい。」
あの嵐(?)はどこえやら、と言わんばかりの快晴にこころも弾んでいるのか、イーリスの足取りはなかなか軽かった。
そして、雪山を半分ほど降りてきたときだった。
「ん?アル、今、何か聞こえなかった?」
いや、何にも・・・」
「グ・・・ァァ・・・・」
「ほらまた」
「オレはなにも聞こえなかったぞ」
「・・・・・・・」
「な、なんだよ」
「信じてないでしょ?」
「聞こえないんだから信じられるかっての」
「ちぇ、ひどいんだから」
「はぁ?よくわかんねえよ」
「いいの、わからなくて」
「それどういう意味だよ」
「ほ~ら~、さっさと歩こう?」
「あ~あ~、わかったよ。ったく」
そして、20分ほど歩いた頃・・・・・
「グガァォ!、グガァォ!!」
「アル!」
「ああ、オレにもちゃんと聞こえたぜ」
「一体どこに・・」
「気を抜くなよ、イーリス」
「うん・・・・・・・・・・!!!アル!上!」
「うえ?おわっと!」
ドゴォーーン
その姿はけたたましい竜だった。同時に、あのイーリスが聞いた雄たけびの主でもあった。
「アル!逃げよう!」
「・・・逃がしてくれそうにないな、こいつは」
「グゥ、グゥ」
謎の竜は臨戦態勢に入っていた。目を離したら隙を与えてしまう。アルはちゃんとわかっていた。それはもちろん、ハンターであるイーリスにも同じことが言えた。しかし、イーリスは相手が自分達ではかなわないと感じ取り、逃げる、としかいえなかったのである。
「イーリス、弓で援護を頼む」
「・・・・分かった」
と、アルが斬りこんだ。
それをかわした竜はすかさず飛び退り、アル目がけて突進してきた。
紙一重でそれを交わすと、イーリスに手で合図をした。
合図を受け取ると、イーリスは引き絞った弓を放った。
しかし、その弓は竜の皮膚で折れてしまった。
すかさず切り込むアルの剣も、竜に傷一つつけることはできなかった。
「くそ、効いてない」
「そんな・・・・」
「イーリス、オレが時間を稼ぐから、その間に逃げろ」
「え、いやだよ、そんなの!」
「うるさい!わがままいうな」
「でも!」
「いいか、オレが時間を稼ぐからその間に村に行って、救援をもらってくるんだ。大丈夫、逃げ足には自信ありさ」
「・・・・アル・・・・」
「いいから、いけ」
「うん、わかった」
アルは剣と盾をうちならして、竜を挑発した。
「ほらほら、おまえの獲物はこっちだぞ」
「グ、グアァァ、グガアァァァァァ」
「よし、うまくいったな」
竜の突進をまたも紙一重でかわすと、叫んだ
「いまだ!イーリス。走れ!」
アルの声よりも早くイーリスは駆け出していた。
「ふう、あいつはこれでひとまず安全だな。こい!オレが相手だ!」
「グガアアアアアアアァァァァァァァァ」
竜はひときはけたたましい雄叫びを放った。
「う、く、あぁ。み、耳が・・・」
必死に両耳を押さえているアルに竜は地面に手を入れ込むと、そのまま土ごと雪を投げ飛ばしてきた。
当然ながらアルにそれをかわしことは出来ず、直撃を喰らった。
「うわあああぁぁぁぁぁぁ」
そのままアルは崖に落ちてしまった。
落ちていく最中、アルは、ふと思った。
「オレ、このまま死ぬのかなぁ、ハハハ、あっけねぇ」
アルの身体と意識は、斜陽の黄昏に沈んでいった。
________________________________________________
はい、どうも八神です。
今回は、アルが大変な目にあってますなぁ。
イーリスを助けようと、身をていしたその行い、「うわ、キモッ!」
とか思わないでくださいね。これが考え付いた精一杯でした・・・
さて、MHP2ndを持っている方なら、この竜の正体はわかりますね。そう、アイツです。
さて、アルは崖から落ちましたが、もちろんストーシーを進めていくため、死にはしません。
まあ、アルがどうなったのかというと、それは見てのおたのしみ。
では、第3話で、また・・・・see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪
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